髪の乾かし方を間違えると髪を大きく傷めてしまいます。
「自然乾燥の方が髪の良さそう」
「面倒だからテキトーに乾かす」
なんて私も思っていた時期がありましたが、間違えた乾かし方をすると、髪にダメージを与えてしまいます。
頻繁にすることなので、間違えた乾かし方をつづけてしまうと、2年後3年後と経つごとに、髪が傷んでいってしまいます。
ということで、ここでは髪を傷める乾かし方と、髪へのダメージを軽減するサラサラヘアを作る乾かし方を紹介しようと思います!
自然乾燥がダメな理由
自然乾燥の方がいい気がする。なぜならドライヤーのように熱を加えないから。
確かに自然乾燥は熱を髪に与えないので、ダメージが無く、なんとなく良い気がしますが、これはNGです。
髪は濡れたまま放置されると傷みます。
髪の毛の表面は、キューティクルと呼ばれるウロコのようなモノで覆われています。
そしてこのキューティクルは、水に濡れると開くのです。
自然乾燥だと、このキューティクルが開きっぱなしになってしまうことが大きな原因です。
髪から成分が出てしまう
髪の中には水分やたんぱく質、脂質など、髪に必要な成分で満たされていますが、キューティクルが開くと、そこからその必要な成分が出てしまいます。
せっかくのトリートメントや美容液などを施していても、そのような良い成分も出て行ってしまうのです。
光の反射が乱れて、髪が綺麗に見えない
キューティクルが開いたままだと、光があっちこっちにいって髪が綺麗に輝きません。
キューティクルが閉じていれば、光は綺麗に反射してくれます。
つまり髪の傷み以前に、見た目そのものが悪くなってしまいます。
外からの刺激に弱くなる
開いたキューティクルは、屋根のない家のような無防備な状態です。
髪と髪が擦れるだけでも大きく傷んでしまいます。
髪がまとまらない
開いたキューティクルからは水分が侵入します。雨が直接こなくても、空気中にも水分はあるんです。湿気というやつですね。
この水分が髪の中に入り込むと、髪が膨らみます。
雨の日に髪がまとまらなくなる理由はこれです。
くせ毛のための、梅雨とか雨の日に髪をまとめるためにすること
フケやニオイの元に
頭皮が濡れたままでいると、頭皮に住み着いている菌が増えます。
菌の中にはフケを増やす雑菌や、臭いニオイの元となる菌がいるため、様々な問題が発生してしまいます。
つまり髪の健康と、頭皮の健康の面から見てシャンプーした後は、ドライヤーを使って、サッと乾かした方が良いのです。
ドライヤーを使った良い乾かし方
では、どのように髪をドライヤーを使ったらいいのでしょうか?
まとめると下みたいな流れですね。
- パスタオルで取れる水気を取っておく
- ドライヤーで根元から温風で乾かす
- ある程度乾いてきたら冷風に変える
パスタオルで取れる水気を取っておく
ドライヤーは熱風をかけます。つまりドライヤーの使い過ぎは髪を傷めることになってしまいます。
そのため、バスタオルで取れる水分をドライヤーをかける前にとっておきましょう。
しかもバスタオルの使い方にも注意が必要です。
バスタオルで髪をコスるようにしてはいけません。髪との摩擦で髪が傷んでしまうからです。
バスタオルでかるーくもむようにして、水分を取りましょう。
ドライヤーで根元から温風で乾かす
それではドライヤーで乾かしましょう。まずは温風で乾かします。
ただ乾かすときは根元から!これは頭皮も濡らしたままだと、悪い雑菌が繁殖するためです。
またドライヤーの距離も近すぎてはいけません。20cmほどが良いとされています。
それと一つの部分だけをずっと当て続けるのではなく、手首を使ってドライヤーを当てているところが固定されないようにしましょう。
ある程度乾いてきたら冷風に変える
ある程度、髪が乾いてきたら(8割ほど)冷風に変えます。冷風を当てることで、髪の毛のキューティクルが閉じます。これで髪の成分を外に逃がしにくくなります。
以上髪をサラサラ綺麗でいるための乾かし方でした。